2015年01月20日

複数の時代が同居する京都でも異彩を放つ観光スポット - 南禅寺

哲学の道を南に下っていくと、最終的に「南禅寺」に至ります。
南禅寺へはバスの他、京都市営地下鉄・東西線の蹴上駅からもアクセスが良いです。
広大な境内には様々な付属施設があり、その中で今回は「天授庵」を訪れました。
この天授庵に関しては、また別記事で紹介したいと思います。
国宝の方丈は今回時間の関係で訪れることができませんでしたが、次回は是非拝観してみたいと思います。



●三門
三門(または山門)は正式には「三解脱門」の略のようですね。
仏教で言うところの空門・無相門・無願門という三境地を経て仏国土に至る門を表すようです。
南禅寺の三門は拝観が可能であり、三門の上には何人か観光客の姿も見えました。

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●法堂
講堂に相当する建物です。
Wikipediaを見ると、法堂は1895年にこたつの火の不始末で焼失したとあり、現在の建物は1909年に建てられたもののようですね。

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●水路閣
南禅寺境内を歩いていると、突然異国に来たかのように水道橋(水路閣)が姿を現します。
この水路閣は琵琶湖から京都市内へ水を引いてくるために1888年に建てられたもので、下の写真のように今でも水が流れています。
この水路閣は今では南禅寺のシンボルとなっており、テレビなどでもよく取り上げられます。
多くの観光客が橋脚の穴を通して写真を撮ろうとしており、皆ときどき穴から顔を出しシャッターチャンスを伺っていましたが、穴の向こうに人がいなくなるチャンスはなかなか巡ってきませんでした。

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なお、明治時代に行われた琵琶湖疎水事業は当時の一大事業だったようで、南禅寺周辺ではこれに関わる施設もいくつか見ることができます。
その1つが、南禅寺から蹴上駅の間で見ることのできるインクライン(傾斜鉄道)です。
当時は疎水ができたことで船による水運が発展しました。
蹴上舟溜と南禅寺舟溜は高低差が大きかったため、鉄道の台車に船ごと載せて運搬していました。
そのインクラインの線路は史跡として下の写真のように保存されています。

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このインクラインの動力を供給したのが蹴上発電所です。
蹴上発電所は日本初の事業用の水力発電所で、この旧建屋は現在使われていませんが、別建屋で今でも発電を続けています。
この蹴上発電所は蹴上駅のすぐ近くで見ることができます。

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琵琶湖疏水記念館では、このような琵琶湖疎水の歴史を詳しく知ることができます。
入館無料ですので、お時間のある方は是非訪れてみてください。
下は以前秋に訪れたときの琵琶湖疏水記念館からの写真です。

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京都には、このように近代の遺構も数多く残っています。
京都に訪れた際には、日本近代史にスポットを当ててみるのも面白いのではないでしょうか?



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posted by Mandelbrot at 00:10 | 京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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